FI Labの細井淳です。
今回も前回の続きでcase studyについて。
症例情報はこちら↓
【症例情報】
■50代女性
■専業主婦
■疾患名：特になし。病院にかかっておらず。
■主訴・症状：股関節鼠径部痛。右のあぐらが痛くてかけない。
★現病歴：数日前に、それまで問題なくできていたあぐらや、
あぐらからの前屈動作が急にいたくなってできなくなった。
★既往歴：左肩関節周囲炎
★HOPE：ヨガやピラティスをするときに困っている。
とにかく痛みが気になって、床に座ってストレッチができない。
これらを改善したい。
★疼痛部位とパターン
・疼痛部位は鼠径部からやや外側部まで
・あぐらに関して、膝を立てた状態から10°も外側に膝をたおせない
・他動で屈曲を90°以上にすると鼠径部痛あり
・他は特に制限なし
前回のメルマガでは、
可動域制限の原因は、硬さのみでなく痛みが原因のこと
もある、とお伝えしました。
本日は、パーソナルのリピート率を決める上で最も
重要なhopeの深堀についてお伝えします。
このhopeの深堀は、多くのトレーナーがやっていない？
あるいはできていない？点であると個人的に感じております。
というのも、リピート率の低いトレーナーの多くは
パーソナルセッション中は自身が主役になって物事を考えがち。
例えば、今回のように
「○○が痛い」
というと、その痛みを改善させることが最終goalになりがちなのです。
確かにそれは間違っていませんが、正解でもありません。
本当のクライアントのhopeの深層を再考すると、
「●●が痛くなくなったら、痛みを気にせず△△をしたい！」
という痛みの改善の先の未来があるはずなのです。
ここをお客様と共有して一緒に感動できる事が
お客様からの信頼度を高めることになります。
是非、このhopeの深堀りを意識してみてください。
あなたのパーソナルリピート率が一気に向上するはずです。
股関節痛改善についての考え方を御伝えしますね！
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